深川 麻衣センターを受けて

先日(と言うには日が経ってしまってますが...)、乃木坂46の14thシングルの選抜発表がありました。

前作からのメンバーの入れ替わりは殆ど無く、人によって賛否両輪あるとは思いますが、今回は、深川 麻衣がセンターに選ばれた、という事に関して個人的に感じた事を書きたいと思います。

まず始めに、センター決定に対して、素直に「おめでとう」と言いたいです。深川 麻衣は自分の推しの一人であり、センターで歌って踊る彼女の姿を見る、というのが自分の夢というか希望でもあったので、純粋に嬉しさもあり、「遂に来たか!」という思いでもあります。

彼女は乃木坂46の中で最年長という事もあり、若いメンバーも多いグループを牽引する重要なメンバーの一人として、必要不可欠な存在であり続けました。この、グループ最年長という現実が、彼女が彼女自身の今後を考えさせ、グループ卒業を決心させた理由の一つでは無いかと思います。あくまで個人的な予想ですが。

また、彼女には「聖母」というニックネームがあり、誰に対しても常に優しくあり続ける性格が彼女の代名詞になっています。しかしその優しすぎる性格と「聖母」という周りからのイメージ故、言いたい事があっても言えない・我慢してしまう、という事が多々あり、それが彼女に精神的ダメージを与えていたのでは無いかと思います。これもあくまで個人的見解であって、何の根拠もありませんが、これも彼女をグループ卒業へと導く引き金になってしまったのでは無いかと思います。

これらの葛藤と戦い苦しんできたからこそ(くどい様ですが、あくまで僕個人の勝手な思い込みの域を超えません)、センターが決定した時、僕は凄く嬉しかったし、これまでの彼女の苦労が報われて良かった、と感じたのです。

ただ、今回の深川 麻衣センター就任に、喜び以外に不安という感情があるのも、また事実です。

その不安とは、彼女がセンターに選ばれたのが、「彼女が今作で卒業するから」という理由なのでは無いか、という事。今作のセンター発表前、彼女はグループからの卒業を発表しました。センターを誰にするかの選考がいつからされていたのか分からないので何とも言えませんが、スタッフの間で、「次のシングルで卒業するから」という安易な理由で彼女をセンターに選んだのでは無いかと心配になります。

確かに彼女はグループ創設時からの功労者であり、最初はアンダーメンバーだった事を考えると、アンダー⇒選抜⇒福神⇒フロント⇒センターで有終の美を飾らせてあげたい、と考えるスタッフの気持ちも分かります。ただ、これまで彼女が苦労して頑張ってきた分、卒業云々は抜きにして純粋に彼女の努力を見て判断して欲しかったな...と。勿論、自分みたいなのが言うまでもなく、スタッフは単純に彼女の能力・頑張りを評価してセンターにしたかもしれませんが、確実な所を知る術が無い現状では、卒業が少なからず影響したんじゃないかと考えてしまいます...

殆どを自分の憶測・妄想を基に何の根拠も無い事を書いてしまいましたが、一つ確実な事が言えるとしたら、それは、僕は深川 麻衣が好きで、彼女がセンターになって嬉しい、という事。卒業を知った時は、とてもびっくりして信じたくないのと同時に、「遂にこの時が来てしまったか...」という気持ちになりました。乃木坂46のメンバーとして活動している以上、いつかは卒業というタイミングが訪れるのは分かっていた事だし、もう決まってしまった以上、その日まで彼女が悔いなく活動して欲しい、と思ってきました。そして、彼女が参加する最後のシングルで用意された、センターというポジション。乃木坂46のセンターに立つのに相応しいメンバーだと確信してるし、彼女がセンターなら良い曲になるに違いない、とも断言できます。本音を言えば、卒業を撤回してくれないかな〜とか、もっと多くの作品でセンターに立って欲しかった、とか思っています。ですが、一番目立つセンターというポジション、また、真後ろから衛藤 美彩という親友が見守り支えるそのポジションで彼女が輝く姿を想像すると、次のシングルの発売が待ち遠しいし、最高のシングルになる事は間違いありません。

とにかく、一ファンとして、彼女が悔いなく卒業できる様に、これまで通り全力で応援していこうと思います!